富士フィルムの業務用フィルムは1シャッター40円ちょい!やっす!

カメラ

フィルムカメラを使っていると、どうしてもフィルム代がかかります。今や36枚撮りのフィルムが500円とか1000円とかしますから、フィルムカメラを趣味にするとお金が溶けていくのです…。

安くて写りの良いフィルムを追い求めるのはフィルムカメラユーザーの宿命でしょうが、最終的に普段使いは富士フィルムの業務用フィルムに落ち着くのでは無いでしょうか。

業務用と聞くと入手が難しいように聞こえるかもしれませんが、新宿のヨドバシカメラやカメラのキタムラに無造作に積み上げてあったり、Amazonで10個セット5000円チョットで売ってます。

少しでも安くフィルムを手に入れたいなら、ベストな選択肢になるでしょう。

業務用フィルムの中身はFujicolor 100(らしい

業務用フィルム

つい並べたくなる

業務用フィルムという単語から何を想像しますか?「なんか使いづらそう」とか、「業務用だし普通のフィルムとなんか違うんじゃ…」なんて思いません?少なくとも僕はちょっと疑ってましたw

市販のフィルムより安いし、品質悪いんじゃないの?アレでも業務用だし、品質低いと困るよな…なんて考えていました。

…が、色々と調べてみたところISO100の業務用フィルムの中身は市販のFujicolor 100と同じらしいです。どうやらパッケージを簡略化してコストダウンしているようですね。コストについては最後にまとめますが、Fujicolor 100が1本あたり530円ほど。一方で業務用は460円ほど。たったの130円ほどの差ですが、何本も使うのであればこの差は大きいです…。

業務用の写りは問題なし。むしろ好き!

中身がFujicolor 100と同じということで、フィルムの品質には問題なさそうですね。一応有効期限も確認しましたが、2021年9月まで大丈夫でした。

フィルム有効期限

2019年2月に購入したフィルムです

では、肝心の写りを見ていきましょう。

癖のない素直な写り

何本か現像から上がってきたのですが、素直な写りをするフィルムです。

業務用フィルムで撮った花

見たとおりの色で写る

フィルムの種類によってはコントラストが強く出たり、特定の色が印象に残ったりします。そういった「味」を求めてフィルムを選ぶこともありますが、富士フィルムの業務用フィルムは本当に素直な描写です。目で見たままとまでは行きませんが、非常にニュートラルな写りですね。

フィルムの個性が少ない分、レンズの個性がはっきりと表れるように感じます。例えば下の2枚はどちらも業務用フィルムで撮影しましたが、色の濃さがだいぶ違いますね。

近所の桜

梅か!ってくらい濃ゆく写ります

お花

打って変わって発色は控えめ

桜はTamron 35-70mm F3.5 CF Macro、パンジーはAgfa Karat 36で撮影しました。

もちろん撮影の条件が違えば同じレンズでも多少発色の具合は異なるでしょうが、それにしても方向性がだいぶ違いますね。桜の写真はかなり色が濃くまったりとした写りをしていますが、一方でパンジーの写真は色彩感は弱めに写っています。それぞれのレンズのレビューにも書いたとおりの描写をしていますね。

極論を言えば、フィルムカメラではレンズとフィルムの組み合わせで写りが決まります。富士フィルムの業務用フィルムを使うことでレンズの個性を最大限に引き出せる、というのが僕の考えです。(そんなに活かせてはいないけど…)

晴天真っ昼間に最適

さて、業務用フィルムにはいくつかバリエーションがあります。ISO感度が100と400、枚数が24と36とあるので全部で4種類ですね。残念ながらIOS800や1600などの高感度の業務用フィルムはありません。

ISO100ですと明るい屋外~かなり明るい室内までと、撮影シーンはかなり限定されます。ISO400であれば昼間のスナップ撮影では困らないでしょう。ちなみに、今回紹介した写真は全てISO100の業務用フィルムで撮影しています。

青空と電信柱

こういう明るい写真が増える

ISO100のフィルムで撮影しようとすると、必然的に晴天真っ昼間の写真が増えます。むしろ明るい場所じゃないとマトモに撮影できないというのが本当のところですが…。

ある意味割り切って写真撮影ができますし、出来上がった写真も明るくて良い雰囲気のものが多く、大変気に入って使っています。

自転車の足元

とっても素直な写り

植物

ほぼ目で見たとおりです

ちなみに、比較的新しい時代のフィルムカメラを選べばオートで撮影できるので、失敗も少なく気楽に撮影できます。ちなみに今回紹介している写真はNikon FAAgfa Karat 36で撮影しています。

Nikon FAは最近のデジタルカメラと似たような操作感で撮影できるし、完全にマニュアルでも撮影できます。フィルムカメラ初心者にもオススメです!

業務用フィルムのコスパは1ショット40円ほど

最後に業務用フィルムのコスパについて考えてみましょう。

どうせ比較するなら同じISO100が良いだろう…ということで以下の3種類を比較します!

  1. 業務用フィルムISO100
  2. Fujicolor 100
  3. Kodak Ektar 100

現像600円+CD化500円を行う前提で他のフィルムと比較します。

業務用フィルムISO100
  • 36枚撮り:460円
  • 合計:1,560円
  • 1枚あたり:43円
Fujicolor 100
  • 36枚撮り:530円
  • 合計:1,633円
  • 1枚あたり:45円
Kodak Ektar 100
  • 36枚撮り:1,760円
  • 合計:2,860円
  • 1枚あたり:79円

Fujicolor 100は良いとしてKodak Ektar 100は高級過ぎて比較対象としてどうなの、とは思いますが…。

中身が同じFujicolor 100でも1枚あたり2円違いますね。フィルム1個なら微々たる差ですが、普段からフィルムで撮影しまくっていればかなりの差が出るはずです。

Kodak Ektar 100についてはフィルム1本で1500円以上と、購入をためらうほどの金額です。残念ながらまだ使ったことがありませんが、日常的に使いまくるには向いていませんね。業務用と比較して約2倍ほどの差があります。

まとめ

業務用という言葉だけでなんとなく身構えていましたが、買ってみたら使い勝手の良い優秀なフィルムでした。レンズの特徴がはっきりわかるので、オールドレンズを使う人にも大変オススメのフィルムです。

しかも新品で買うならおそらく一番コスパに優れており、入手性も高いのが良いですね。通販でも変えるしカメラ屋さんの店頭にもバラ売りされていますよ。

有効期限切れなどを探せばもっと安いものはあるでしょうが、特にこだわりがなければ最初のフィルムにもおすすめです。まとめて買うと更に単価を下げられるので、本気でフィルムカメラを楽しむなら100本買いもアリ…かもしれませんね。(僕にはまだその勇気はありません…)

通販だとバラ売りは見かけず、10・30・100本のまとめ買いがほとんどです。もしフィルムを少しでも安く手に入れたいのなら、富士フィルムの業務用がオススメですよ。

今回も最後まで読んでくれてありがとうございました!

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