よぴです。
4月の就職に向けてすでにスーツ選びを始めている方も多いことでしょう。
就活のときに使っていたブラックスーツを使う予定の方もいらっしゃるかと思いますが…
毎日会社にスーツを着ていくならば、保管・メンテナンス用のアイテムが必要になります!!
もっというと、スーツ1着では確実に足りません!!!
(そもそも会社にブラックスーツを着ていくのは非常識だと思いますが、それについてはまたいずれ)
実は僕も入社したての頃は、クリーニング屋さんでもらったプラスチック製の細いハンガーを使っていました。帰宅後はスーツをそのままハンガーに掛け、翌日も同じスーツを着ていました。
結果、両親に就社祝で買ってもらったスーツは汗臭くてヨレヨレになり、2~3年で新しいスーツを買うことに…。
同じ過ちを繰り返す人が少しでも減ることを願いつつ、スーツを長持ちさせる秘訣とアイテムをご紹介します。
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スーツを2着用意しよう
まず大前提として、スーツ1着では毎日の仕事を乗り切ることができません。
会社に毎日着ていくスーツは最低でも2着、余裕があれば3着用意しましょう。
スーツが1着では足りないワケ
業種や会社によっても差はあるし最近は在宅勤務制度なんかもありますが、基本的に会社には毎日通います。
もし毎日同じスーツで会社に行くとどうなるか、想像してみましょう。
まずスーツの劣化が加速します。毎日着用することで汗や汚れが溜まっていくのが原因です。
僕の場合は完全にコレでした。目に見えて生地がヨレヨレになり、汗の匂いも取れない。クリーニングに出しても解決せず、結局新しいスーツを買ったことを覚えています。
また、ボロボロのスーツを着ていることで、他人からの印象も悪くなります。
「他人の意見なんか関係ない」「見た目を気にしても得しない」と思っている方は要注意です。ボロボロのスーツを着ている人は「スーツの手入れもできない人間」「清潔感のない人間」だと思われます。
面と向かって怒られはしませんが、初対面の印象は最悪です。そして初対面での印象を覆すには多大な労力が必要となります。
すんげーオシャレになる必要はありませんが、身だしなみを整えるのは最低限のマナーです。
できれば3着揃えたい
スーツを2着持っていれば、1日使ったあとに1日休ませるというローテーションが組めます。
とりあえずはこれだけで安心ですが、3着あればさらにスーツを長持ちさせられます。
スーツはオールシーズン、夏用、冬用の3種類に大きく分類できます。それぞれ1着ずつ持っておけば、
- 夏は夏用とオールシーズン
- 冬は冬用とオールシーズン
という運用ができます。夏の間に使っていない冬用スーツをクリーニングに出し、破れた部分の修繕や裾の調整なんかもできます。
また、特に暑い7~9月はクールビズでジャケットいらないという場面もあるので、チノパンやスラックスを単品で買っても良いでしょう。
とにかく肝心なのは「同じスーツを毎日着ない」ことです。
専用ハンガーを使おう
さて、複数のスーツを着回すことでスーツの寿命を伸ばすことができますが、実は管理方法も大切な観点です。
流石に床に放りっぱなしという人はいないでしょうが(いませんよね??)、プラスチック製の細いハンガーを使っている人は多いのではないでしょうか。
専用ハンガーが必要なワケ
スーツは人が着用したときにきれいな形になるよう作られています。首や肩の厚みや曲線を想定しているというワケです。
ここで考えたいのが、スーツを着ている時間とハンガーにかけている時間のどちらが長いか、という点。
通勤時間込みで1日10時間スーツを着るとしても、1日の半分もスーツを着ていないことになりますね。スーツを休ませている日や休日はずっとハンガーに掛かっているわけですから、圧倒的にハンガーに掛かっている時間のほうが長いことになります。
人に形に合わせて作ってあるものを、うすっぺらいハンガーに長時間掛け続けると型崩れします。
ちゃんと首や肩の厚みがあるハンガーを使いましょう。コレの有無でスーツの健康寿命は大きく変わります。
木製がベストだけどプラスチック製も良い
形はスーツに合ったものを選ぶとして、悩みどころはハンガーの素材。
針金は変形するので論外として、木製かプラスチック製か。それぞれにメリット・デメリットがあります。
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木製ハンガーのメリット
1. かなり頑丈
2. 高級感あり
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木製ハンガーのメリットは堅牢性と高級感。よほど乱暴に扱わなければ壊れることも無いですし、「木製」というだけで高級感があります。
見た目や機能性を考えるとナカタハンガーが一番のオススメです。値段が高いので手は出しにくいですが、買ってしまえば10年、20年と使えるでしょう。
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プラスチック製ハンガーのメリット
1. 湿気を気にしなくて良い
2. 安い
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プラスチック製ハンガーはとにかく安いです。数を揃えたいならプラスチック製が良いでしょう。
もう一つのメリットは湿気を吸わないこと。雨の日や汗抜きのために濡らしたスーツをかける際も、あまり気にする必要がなくなります。
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使い終わったらお手入れしよう
スーツの枚数、保管方法のお話をしてきましたが、最後はお手入れのお話です。
使い終わったらブラシを掛け、シワが出てきたら霧吹きで対応しましょう。
ブラシをかけて美肌をキープ
1日スーツを着ると、汗やホコリがたまります。この汚れを放置するとスーツの生地が痛みますし、なによりスーツが汗臭くなります。
1日の終りにスーツをハンガーに掛けたら、スーツ用のブラシで優しくブラッシングしてあげましょう。
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ブラシをかけることの効果
1. 繊維に溜まったホコリをおとす
2. 繊維を整え、毛玉を防止
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スーツに溜まったホコリも当然汗を吸います。つまり、ホコリを落とせば汗のニオイ対策にもなるわけです。
また、ブラシをかけることでスーツの繊維を整えることができます。妙な光沢や毛玉の発生を防止できますよ。
イタリア人いわく「スーツはお前のもう一枚の肌」だそうです。自分の肌と同じように、日々メンテナンスをして美肌を保ちましょう。
オススメはKENTのスーツ用ブラシ。静電気除去もしてくれるので、ホコリがつきにくくなる効果もあります。
シワや汗の匂いには霧吹き
どんなに大切に扱っても、夏の暑さや雨でスーツは汚れます。
ブラッシングで落とせる汚れもありますが、シワや汗の匂いには別の対策が必要です。最近流行りのスチームアイロンでも良いですが、アレをスーツ全体にかけるのは結構な手間です。
そこでオススメなのが霧吹きによるお手入れ。スチームアイロンほど効果はありませんが、何より簡単で手間がかかりません。
1日使ったスーツとトラウザーをハンガーに吊るし、霧吹きで湿らせます。あとは風通しの良いところにかけて自然乾燥を待つのです。
軽いシワであればスーツとトラウザー自体の重みで伸びますし、汗の匂いも落ちます。
スーツを2着持っていれば、乾かずに翌日着れないなんてことはないので安心です。
クリーニングを過信しない
スーツを大事にされている方は、クリーニングを定期的に利用されているかもしれません。
クリーニングを利用すること自体は良いのですが、頻繁にスーツをクリーニングに出すとスーツの生地が傷みます。
しかも、ドライクリーニングは水性の汚れを落としてくれないので、クリーニングに出しても汗の匂いは落ちないのです。下手をすると、落としきれなかった汚れを高熱のプレスで定着させてしまうのだとか。なんと恐ろしい。
年に数回のクリーニングを過信せず、自分の手で日々メンテナンスすることを心がけましょう。
まとめ
毎日会社に来ていくスーツ。いわばあなたの相棒です。
クリーニングにだしても良いですが、自分の手でメンテナンスすれば長持ちしますし、スーツに愛着もわきます。
メンテナンスを習慣にすることが、自分の身だしなみを整えることにも繋がります。
最後まで記事を読んでくれてありがとうございました!
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