【iNSPiC REC】デジタル版写ルンですを狙えるか。コンセプトは良いけど…

カメラ

デジタルな写ルンですがほしいと思っていたら、Canonがやってくれました。

2020年12月20日発売のiNSPiC REC。液晶、ファインダーなしという思い切ったカメラです。できることは写真と動画の撮影だけ。

画質が良いかといえばそういうわけでもありません。センサーサイズは1/3型で一般的なスマホと同程度かそれ以下。画素数は1300万画素というスペック。

しかしながらこのカメラの魅力はスペックや写りではありません。

持ち運びが楽で、とっさに撮影ができること。これがiNSPiC RECの強みですね。

iNSPiC RECの素敵なポイント
  • 小さい、軽い、頑丈
  • 気負わず写真撮影できる
  • それなりにキレイに写る
iNSPiC RECのイマイチなポイント
  • 起動が遅い
  • 画質はスマホ以下
  • スマホ側のアプリが使いづらい

まるで写ルンですをデジタル化したようなデジカメです。

…が、デジタルであること以外、写ルンですには遠く及びません。

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iNSPic RECの外観

カラーは4色展開。今回はブルーを選びました。

非常にシンプルな外観

前面のジャケットは磁石で固定されていて、着せ替えも楽しめます。ミラーのジャケットで自撮りとかできそうですね。

白い無地のジャケットとかあったら自分でデザインできますねぇ…(期待の眼差し)

小型で頑丈なのでどこへ行くにも負担にならず、常備カメラとして使えそうです。

カラビナ付きで持ち運びやすい

iNSPiC RECはかなりの小型。カロリーメイトの箱と並べてみるとこんな感じです。

iNSPiC RECとカロリーメイトの箱
横幅は同じぐらいです。

ポケットに放り込んでも大丈夫そうですね。

さて、iNSPiCの外観で大きく目立つのが大きなカラビナ。腰からぶら下げてもいいですし、リュックなどにぶら下げてもOKです。

撮影する際にいちいち取り出さなくてよいのが楽です。

また、ファインダーも液晶もないこのカメラ、カラビナでなんとなく構図を決めます。

なんて適当さ…。好き。

耐衝撃、防水で安心

サイズもさることながら、iNSPiC RECはなかなか頑丈な様子。

iNSPiC RECの動作環境
  • 衝撃性能2m
  • 防水・防塵性能

そう簡単には壊れなさそうですね。

子供に持たせても安心です。手から滑り落ちても、ちょっと汚れても影響はなさそうですね。試そうとは思いませんが…。

iNSPic RECの操作

カメラの裏面をご覧いただければ、だいたい操作方法はおわかりいただけるはず…。

インターフェースは、モード選択ダイヤルとシャッターのみ。説明書がなくても扱えるレベルですね。

モード選択ダイヤル

モード選択ダイヤルはクリック感があり、使いたい機能にすぐアクセスできます。

iNSPiC RECの背面。
操作ダイヤルしかない!
iNSPiC のモード
  • 写真モード
  • ビデオモード
  • マルチモード
  • ワイヤレスモード

レンズの画角は25.4mm(35mm換算)。広角よりの固定です。カラビナで覗いた範囲がだいたい写る感じ。ゆるくていいですなぁ。

撮影可能距離が50cm~なので、テーブルフォトはキツいかもしれません。

また、ISO感度、ホワイトバランス、露出補正もすべてオート。よほど暗い環境でなければ、撮影に困ることもありません。

少し気になった点は起動時間。OFF状態から、撮影可能になるまで2秒ほど間が空きます。

被写体を見つけてすぐにシャッターを切れないのが残念ですが、気になる人はもっといいカメラを使えば良いですね。

少なくとも、スマホよりは圧倒的に早いです。

シャッターはかため

肝心のシャッターボタンですが、想像以上にかため。

硬いだけなら良いのですが、押してから写真を撮るまでに若干ラグがあります。シャッターボタンを押して、話したあたりでカシャっといきます。

シャッター音の再生が遅れているだけかもしれませんが…。

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データの送信、撮影設定はスマホから

撮影した写真や動画はmicroSDカードに保存されます。

スマホとBluetoothで接続して、データの受信や撮影設定を行うのですが…。ちょっとアプリに難点があります。

スマホアプリの残念ポイント
  • カメラの電源を入れるたびにペアリングが必要
  • ペアリングしてもデータが閲覧できない

無線のイヤホンなどは一度ペアリングしたら2回目以降は電源入れれば自動でつながるのですが、iNSPiC RECは毎度ペアリングが必要になります。

面倒です。

しかも、BluetoothだけでなくWi-Fi接続とGPSも有効になっている必要があり、現状撮影した写真や動画を取り出すのに非常に手間がかかります。

また、僕の環境だけかもしれませんが、ペアリングしてもデータが表示されませんでした…。

結局microSDカードをPCに挿してデータを移してます。

アプリのアップデートに期待です。

iNSPic RECの作例

iNSPiC RECで撮影した青空
よぴ的に、画質は許容範囲

おそらくこのカメラのコンセプト的には「撮影してすぐにSNSにアップロード」という運用になるのでしょう。

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iNSPiC REC なかなかよく写る #canon #inspic #空

YOPI(@yopi_0117)がシェアした投稿 –

こんな感じで加工もできますし、多少画質が低いぐらい気にしなければいいのです。

駅での一枚
空が白飛びしてますが、気にしない

撮影時は、アスペクト比4:3か1:1を選べます。1:1のフォーマットだと、Instagramとの相性が良くていいですね。

北品川のうなぎ屋
いい味出してる
道端の写真
逆光でもなんとかなる
北品川の昼下がり
広角って素敵ね

ミラーレスや一眼レフで撮る写真も良いけど、日常生活の中でふとした瞬間に写真を取るならiNSPiC RECぐらいコンパクトな方がありがたいし、余計な機能がついてないのも気楽で良いです。

まとめ

Canonから発売されたiNSPiC REC。持ち運びがたやすく、気負わずに撮影できるのが魅力のカメラです。

Canonがこういったコンセプトのカメラを発売したことに驚きました。

一方でスマホにも及ばない画質や起動の遅さ、そしてスマホ側のアプリの残念さなど、改善できるポイントはまだまだあります。

画質を気にする方にはオススメできません。室内など暗い環境は特に苦手で、スマホで撮影したほうがマシです。

また、写ルンですのようにシャッターを押せばすぐに撮影ができるわけでも、味のある写真が飛び出るわけでもありません。

写真撮影のたびにスマホを取り出してアレコレ操作するのが面倒な方や、子供にカメラの英才教育を…という方には良いカメラだと思いますよ!

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