よぴです。
Leica M10-Pが欲しいです。欲しくてたまらないです。
しかしながら新品は100万円、中古でも80万円のシロモノです。そう簡単に手は出ません。
分割払いで買えるけど、できれば一括で欲しい。今持ってるカメラを売ろうか???
ここ数ヶ月そんなことばかり考えています。昨年新宿のマップカメラでLeica M10-Pを触ってしまったのが良くなかった。
自分の気持を落ち着かせるためにも、新しいカメラが欲しいけど無いときに僕がやっていること3つをご紹介します。
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– 新しいカメラが欲しい!
– 今持ってるカメラに飽きそう!
– 良い写真取れない…カメラ欲しい…
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いつもと違う設定で写真を取る
いちど落ち着きましょう。そして思い出すのです。今持っているカメラを買ったときの気持ちを…。
[voice icon=”https://investment-for-camerafreak.com/wp-content/uploads/2018/12/nigaoe.png” name=”よぴ” type=”l line”]
僕が現在メインで使っているのは富士フイルムのX-Pro2 Graphite Edition。レンジファインダー風の見た目に、美しい塗装が映える。X100Tの次に買ったカメラで、もう2年近く使っている…。
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今のカメラがなぜ欲しかったのか、買ったときにどんな気持ちだったか、どんなに良い写真が取れたのか。
こういった気持ちを思い出すことで、カメラを買ったときの新鮮な気持ちをよみがえらせるのです。そのコツとは、いつもと違う設定で写真を撮ることです。
白黒で撮影すると新鮮
多くの人がカラーの写真を撮ると思います。
一日だけ、白黒しばりで写真撮影をしてみましょう。被写体を見る目が変わります。
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冬は影が長くなるので楽しい
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オールなんてカラーじゃ撮らないと思う
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カラーで撮影しているときは、鮮やかな色彩や派手な被写体に目を向けがちです。
白黒で撮影する場合、色は関係ありません。被写体の形状や、夕方に斜め上から指す強い光、日中のくっきりした影など、色に隠れていた様々な要素が浮かび上がってきます。
白黒で撮影することのもうひとつの利点は、天候に影響を受けないことです。日が陰っていると色彩は落ちます。しかし、白黒は光の強弱を写し取るので、色なんて気にせず曇りの日や雨の日でもバシバシ写真が取れます。
「モノクロで撮影」というとちょっと敷居が高そうに聞こえるかもしれませんが、普段とは違う目線で被写体を追うのが楽しくなりますよ。
マニュアルで撮影してみる
最近のカメラは何でもかんでもオートで撮影できます。
もちろん、楽に撮影できるに越したことはありません。しかし、たまにはマニュアルで撮影してみてはどうでしょうか。

たまにはマニュアルで撮ってみましょう
オートで撮影すると「とりあえずシャッター切った」みたいな写真を量産しがちです。シャッターを切る前に被写体をよく観察し、光の当たり方、構図・絞り・シャッタースピードを決める。そんなプロセスが次第に楽しくなってきます。
撮影する枚数は減るかもしれませんが、まるでフィルムカメラで撮影するような気分を味わえます。
適当に撮っていたら、偶然良い作品が生まれるのも写真の面白いところです。しかし、写し取りたい瞬間をイメージしながら撮影して、思ったとおりに撮影できた!というのも良いものですよ。
普段撮らないものを撮る
しばらく写真を撮っていると、次第に自分が同じものばかり撮影していることに気が付きます。
僕の場合は街や旅先で見つけた風景や、友達の写真(飲んでいることが多い)ばかり撮っています。同じ被写体ばかり撮影していると、写真撮影が退屈になってしまいます。
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普段は撮らないイルミネーション
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ゴリラのオシリも間違いなく撮らない
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そもそも新しいカメラが欲しいのも、このマンネリを打破したいという気持ちが先行していることが多いです。「新しいカメラを買ったら、きっと素晴らしい写真が撮れるに違いない」みたいな。
しかしながら、カメラは道具に過ぎません。使う人間が変わらなければどんなに良い機材を使っても、代わり映えしない写真が増える一方です。
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モノクロ・マニュアルで、今まで撮ったことが無いものを撮影する!
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コレが今使っているカメラを最大限に楽しむ方法です(暴論)。
カメラではなく、写真を愛でる
カメラが欲しくてたまらないときって、「このカメラならもっと良い写真が撮れるハズ」とか考えていることが多いです。
そんなときこそ!カメラではなく、あなたが撮った写真をもう一度見返してみましょう。高いカメラに頼らなくても、あなたには良い写真が撮れるのですよ。
「良い写真を撮らなきゃ」ではなくて、「自分にはこんなに良い写真が撮れるのか!」と思うだけでいいのです。大事なのは写真を楽しむことです!!
写真を印刷して、アルバムに入れる
フィルムカメラの時代には、写真は現像してプリントするものでした。
今では、撮影した写真はほとんど印刷されず、あなたのパソコンやスマホの容量を圧迫するばかり。
パソコンの大画面で「解像度スゲェ…」とか唸るのも良いですが、写真は印刷してナンボですよ!
印刷するのもタダではありませんので、当然どれを印刷するか悩むでしょう。デジカメやスマホで撮りためたデータをひっかきまわして、「コレなら印刷しても良いな」と思える写真を探すのです。
そして見つけた写真を印刷したあとは、アルバムにしまって保管しましょう。

気に入った写真をプリントするのは良いものです
過去に撮りためた中から選びぬいた写真ですから、自分に「刺さる」アルバムが出来上がります。
写真を撮るのが楽しかったはずなのに、いつの間にか「良い写真を撮らなきゃ」と思いつめていませんか?一度立ち止まって自分が撮った写真をよーく見返してください。自分の撮った写真を好きになることが、写真を楽しむための第一歩ですヨ。
昔の写真を整理する
「良い写真」ってなんだろう、って考えたことはありませんか?僕もたまに考えることがあるのですが…
- 高く売れる写真
- 「いいね」が多い写真
- 人に褒められた写真
僕にとってはどれも違いました。人によって「良い写真」の正体は違います。結局、「良い写真」って自分が良いと思った写真でしかないのです。
さて、自分が撮った写真を見直す機会って案外少ないものです。今や写真はただのデータですから、存在を忘れたらそのままストレージの肥やしになるだけです。
しかし、撮った瞬間や現像しているときにはなんとも思わなかった写真でも、あとで見返すと「なんか良い」と思えたりするのです。
それは面白い瞬間が写っている写真かもしれません。色が綺麗なだけか、美味しそうな料理が写っているだけかもしれません。でも、そこには確かに「なんか良い」と思える要素があるのです。
この「なんか良い」を探し続けると自分の好みもわかってきますし、今持っているカメラでこんなに良い写真が撮れるという事実に行き当たります。
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アントワープのライオン。空の色が好き。
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寝顔がかみさんそっくり。好き。
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僕にとって何が「良い写真」なのか、はっきりと言語化はできません。でも、自分が良いと思った写真を見返すと「青い空が写り込んでいる」とか「建物とか工事現場が多い」みたいな傾向が見えてきます。
そして重要な事実として、自分が良いと思った写真は今まさに使っているカメラで撮ったわけです。コレが大事です。今のカメラで良い写真が撮れるという事実が大事なのです!!
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良い写真を選んで、印刷して、アルバムにしまって、愛でる
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コレがカメラではなく写真を愛し、ひいては今のカメラをつかうモチベーションを上げるコツです!!!
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その他、やるべきこと
さて、ここまでやれば新しいカメラ買いたい欲をかなり抑えることができるはずです。
しかし!!欲しいものは欲しい!!
いつか欲しいカメラを買うために、やるべきこととは…
ほしいカメラマウントのレンズを買う
どんなに良いカメラを買ってもレンズがなければ撮影はできません。しかし、レンズさえ手元にあれば、マウントアダプターを使用することで(殆どの場合は)マウント関係なしにカメラに装着、撮影ができます!!
今僕は富士フイルムのカメラを使っていますが、いずれはLeicaを買います。絶対買います。
ということは、Leicaのレンズを先に買って今のカメラに装着すればいいじゃないか。発想の転換。コロンブスの卵です。
これは浪費ではなく、立派な計画に基づく投資です。レンズは丁寧に扱ってきれいな状態を保てば、市場価値が大きく下がることはありません。しかし、デジタルカメラは数年サイクルで新しいモデルが発表されるため、すぐに市場価値は下がります。したがってより資産価値の高いレンズを購入・使用することは、カメラ本体のそれとは全く違う意味を持つのです…。
ここまで激しく自分を正当化する必要はないかもしれませんが、レンズを先に買うのは「アリ」だと思います。
というワケでレンズ買いましたw
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お金を用意する
当たり前ですが、カメラを買うにはお金が必要です。
「あ、欲しい」と思った時点で運の尽きです。問題は買うか買わないか、ではなく必要な金額を用意する方法です。マップカメラなら48回分割払い(無金利)でカメラが買えるので、手元にまとまった金額がなくてもほしいカメラを手にすることができます。
しかし!!!いくら欲しいからと言って分割払いは気が引ける、生活費で精一杯、カミさんに怒られる等々、様々な壁を乗り越える必要があります。誰にも文句を言われないでほしいカメラを買うためには、ある程度まとまったお金が必要になります。貯金でも投資でもなんでも良いので、とにかくお金をためましょう。
もう一つの選択肢は、今のカメラを売り払うこと。カメラ中古市場は今もアツいですから、大切に使ったカメラを次のオーナーに託して、新しいカメラを手にするのも悪くありません。
ここで気をつけたいのがカメラのコンディション。最近はコンディションに関係なく、決まった金額で買い取ってくれるお店もあります。しかし、付属品が足りない等の理由で値引きされることもあるので注意しましょう。
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レンズを買って気持ちを高めつつ、お金を用意する。ゆっくりと、そして確実に…。
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まとめ
カメラが欲しいけどお金が無い。そんなときに僕がやっていることをご紹介しました。(結局買うタイミングを後ろにずらしているだけですが)
大事なのは写真を愛すること。
カメラはあくまで道具に過ぎません。良い道具を使うこともカメラの楽しみですが、それだけが全てではないのです。
今持っている機材で、写真撮影を最大限楽しむために
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1. 普段とは違う方法で撮影する
2. カメラではなく写真を愛でる
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この2点を試してみましょう。そしてお金を貯めましょうw
記事を最後まで読んでくれてありがとうございました!
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